ぴんくのねずみです☆
今日は
『EVレンタカー』のお話です!
ワイントレインでアメリカのワインの聖地ナパバレーをめぐる旅#15
こちらの記事の続きです。
サンノゼでの買い出しを終えました。
ここからは最後の大仕事、EVスタンドを探すため、サンホゼ空港周囲を彷徨います‼レンタカー返却期限は夕方5時、この時点で残り1時間半しかありませんが借りたときと同じ90%にして返却する必要がありました。(もしガソリン車であれば充電の時間を考慮せずに済んだので、フォロワーさんおすすめのドーナツ屋さんに寄ることもできたと思うと…無念です)
EVに乗るまで知らなかったんですが…EVスタンドにはいくつか種類があり、高速充電になればなるほどたくさん電気を使うので割高です。旅行中に低速のものを使う機会も多くありましたが、中には1時間充電しても数%しか回復しないという驚異の超低速充電スタンドもありました。
高速充電器を探し求め、ヒルトンホテルの駐車場にたどり着きました。
ヒルトンホテルはEVスタンドがあることをウリにしているのか、違うロケーションのヒルトンホテルにも敷地内にスタンドがあるものをいくつか見つけました。
さぁ、時間もお金もいったいどのくらいかかるか分からないEVチャージ。ひとまず、近くのスタバでコーヒーを飲みながら待機です。(時間をつぶすことが目的のスタバは楽しくないですねぇ…)
ちなみに充電せずに返却することもできるようですが、借りるときに「返却時10%足りないと〇〇ドル」とかなり高額を提示されたので、意地でも充電して返したい所存です。(ただ、今から思うと、ペナルティ覚悟でがっつり電池を消費して返却すればよかったと反省。。。仕組みを理解していないと損しますね。)
車を選ぶ段階になって突然電気自動車を選択せざるを得なくなったので、この辺りの事情を全く理解しないまま車を借りることになったのが残念でした。初めからEVを借りる場合は、35ドル程度を払うことで充電せずに返却するオプションをつけれたそうですが、もともとガソリン車を予約していたので当然そんなオプションなんて知らず。。。
しかも、よりによってフル充電されている電気自動車を借りてしまったので、返却時に90%近くないとペナルティとなってしまうという事態になりました。どうやらもともと75%未満の車を借りると、ペナルティも減額という決まりもあるようでした。
その後40~50分の充電で、40%台から92%まで回復しました。無事に90%を超えたので、ダッシュで返却場へ向かいます。返却後は空港から宿泊先のホテルまでシャトルバスで移動しました。夕飯は昼間に買っておいた、中東料理です。
今回初めてEVに乗ってみて、いい点もたくさんありました。とても静かだし、我々が借りた車種にはナビが2画面ついていたりして、走るコンピューターのようにも見えました。
しかし、レンタカーで見知らぬ土地をEVで走るのは…“スタンド探しが困難”という点で全くお勧めできません。(EVの中でもテスラなら、電池が大きいのと、専用の高速スタンドがあるのでもっと楽に充電できるようですが…)
自宅で充電する普段使いのEVをお持ちの方の中には、「ガソリン代より電気代のほうが安い!」というかたもいらっしゃるようです。我々は今回の経験から、単純にEV普及を推しすすめるのではなく、その土地の環境やその人のライフスタイルに合わせてEVかガソリン車かを慎重に選ぶ必要があるなと感じました。
さて、翌朝4時にサンノゼ空港へ。
ここでもラウンジで乞食活動をば…
➡ラウンジに入れるPRIORITY PASSが付帯したカードの紹介記事はこちら
カリフォルニアに別れを告げ、中継地のダラスへ向けて飛び立ちます。
ダラスでもまたまたラウンジ乞食。行きにも利用したラウンジですが、この時間はランチメニューにありつけました。チキンソテーにスープや生のサラダがあって嬉しかったです。
その後ダラスからナシュビル空港へ降り立ち、そこから3時間のドライブの末、無事にメンフィスへ戻ってきました。
今回も長々と旅行記事にお付き合いいただきありがとうございました。そして近いうちに“ねず夫の思い付き☆週末弾丸アトランタ旅行”の記事をお届けする予定です。
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