ぴんくのねずみです☆
今日は
『エルビスプレスリー』のお話です!
アメリカ南部の有名人の生誕地をめぐる旅#8
こちらの記事の続きです。
Elvis Presley Birthplace
ハンツビルを離れメンフィス方面へ戻る途中、ミシシッピ州のトゥーペロという町に立ち寄りました。
お目当ては…エルビスプレスリーの生家です。
Elvis Presley Birthplace
グレースランドに行ったことをきっかけに「せっかくなら生家も見ておこう!」という話になり、この度こちらへやって参りました。
田舎町に家がぽつんとあるような感じかと思いきや、意外としっかり整備された観光地でびっくりです!!
駐車場には大型観光バスが停まり、グレースランドを回ってきただろうツアーのご一行様と鉢合わせしました。
ではチケットを購入し、いざプレスリーの生家へ。
こちらがエルビスブレスリーが生まれ、13歳まで過ごした家です。職を転々としていたエルビスの父は大工をしていた時期もあり、その父が大工の経験を生かしてエルビス誕生前に建てたものだそうです。
家より小屋と訳す方が適切なくらいの小さな建物で、こういう家のことを「ショットガンを打てば貫通するほど粗末な家」という意味で、“ショットガンハウス”と呼ぶこともあるようです。
玄関を入ると一番目立つところに、グレースランドで見たのと同じ家族写真が飾られていました。
家の中は2部屋で、寝室とキッチンに分かれています。
家具はレプリカで、当時のエルビス家の生活を再現したものだそう。
今は整備されて電気も来ていますが、当時は電気も水道もなく、夜は車のバッテリーから電気を引いてラジオを聴くような生活だったとガイドさんが説明してくれました。
さすがショットガンハウスと呼ばれるだけあって、見学は20歩くらいで終了しました。
こんな環境から世界的スターが生まれることになろうとは…当時は誰も想像していなかったことでしょう。
次はお隣にある教会にやってきました。
この教会はもともと数ブロック先にあったのを、家引きしてこちらに移転したようです。
エルビスの音楽性はゴスペルから大きな影響をうけていて、映画エルビス内でも幼少期にゴスペルを聞くような場面があったような気がします。(詳しくは思い出せないけれど、もしかしたらこの教会を使ったシーンもあったかも?)
ここではスクリーン3面に当時の再現映像が流れ、教会でいかに音楽が重要な存在だったかを臨場感たっぷりに体験することができました。(唯一の娯楽であり、ひとびとをつなげるコミュニケーションツールだったんだなという印象。行儀のいいカラオケ大会のようでもあった)
チケット売り場のある建物は小さなミュージアムになっていました。
ジオラマの左から2棟目がエルビス邸で、この貧しいエリアの中でも特に小さな家に住んでいたことが分かります。(写真の奥にうつっているのが当時のリアルな家の状態?今は観光できるように修復されてるけど、もしなにも手を加えていなければ…エルビス邸はとっくに朽ち果てていたのかもしれない)
トゥーペロからメンフィスに移り住んだときに使った車のレプリカもありました。
エルビス父は服役していた時期もあり、夜逃げ同然の引っ越しだったようです。
少し前までは名前しか知らなかったエルビスプレスリー。
彼の人生を知るにつれ、無意識に彼のセクシーな瞳に引き込まれるような…不思議な魅力を感じます。
DMM英会話の先生(アメリカ人)とエルビスプレスリーについて話した時には「本当のスターはエルビス、ローリングストーンズ、マイケルジャクソンくらい?今の時代にスターはいないね」と言っていました。
我々もメンフィスに住むことがなければ、ここまでエルビスに興味を持つこともなかっただろうと思います。
この辺りにお住まいの方、もしくはメンフィスに観光に来る方には、是非エルビスの足跡をたどる旅をお勧めしたいと思います。
つづく~