ぴんくのねずみです☆
今日は
『サマータイム』のお話です!
この日曜日から、アメリカは冬時間になりました。
我が家にとっての目覚まし時計、炊飯器の時刻も、忘れずにちゃんと夏時間から冬時間に戻します。
今日は炊飯器が鳴る前に目が覚めました。
たった1時間ですが、体が冬時間に慣れるまではしばらく時間が必要です。
ところで、今日のDMM英会話のレッスン中のこと。
アメリカ人の先生から「なんで日本にはサマータイムがないのか?」と質問を受けました。
私からしたら「なんでサマータイムが必要なのか?」というほうが疑問なので、「…アイドンノー」と言うしかできず無念でした。
しかし調べてみたら実は日本にも、昔々に“夏時刻法”という名でサマータイムが導入されていた時期があったようです!!
Wiki情報によれば…太平洋戦争後、連合国軍占拠下にあった1948年~1950年に、自国と同じ制度を取り入れようとGHQ指導の下実施されていたとのことでした。
当時のことを調べていると、漫画サザエさんの中でサマータイム開始日に登場人物全員が同じ時計を1時間ずつ進めてしまい、川の字になって寝る磯野家が「夜なのに寝れない!」と家族でもだえるシーンを見つけクスリと笑ってしまいました。(ちなみに当時の呼び名は“サンマータイム”だったそう)
こんな風刺じみて描かれていたということは…当時からめんどくさいルールだと思われていただろうと推測されます。
実際、アメリカでもサマータイムを廃止しようという声も多いようで、毎年のように“サマータイム廃止”についての法案が議会に提出されていますが…いまだ可決される目途はたっていないようです。(ハワイ州、アリゾナ州、インディアナ州ではそもそもサマータイムを取り入れてないと知ったときには衝撃だった)
同じ国で複数のタイムゾーンがある上に、州によってサマータイムがあったりなかったり…なかなかめんどくさいシステムだなと思ってしまいますが、またそれもアメリカの“合衆国”らしさなのだろうな、としみじみ感じる今日この頃です。