ぴんくのねずみです☆
今日は
『おまかせ』のお話です!
仕事と休暇☆サンディエゴの素晴らしさを実感した旅#14
こちらの記事の続きです。
【おすすめ度★★★★★】Sushi Tadokoro
サンディエゴで食べる最後のランチ。
ねず夫の先輩におすすめしていただいた、こちらの日本食レストランにやってきました。
オールドタウンの駅からは、徒歩で10分くらいです。
ここは3年連続でミシュランを獲得しているようです。開店10分前に到着しましたが、平日にも関わらず開店を待つお客さんがすでに数組いらっしゃいました。
確実に入店するためには、事前に予約をとっておいた方がよさそうです。
Sushi Tadokoro
店内に入ると「いらっしゃい!」と威勢のいい声が響きます。
フロアにはカウンター席とテーブル席がありました。カウンターならシェフの匠の技を間近に見たり、シェフから直接料理の説明を受けたりできるようです。
予約の時点でカウンターを指定しているのか、予約アリのお客さんが優先的にカウンターに通されているようでした。
では、メニューを見てオーダーを決めましょう。最初は気楽に単品をいくつか頼むつもりでいたんですが、我々以外全員が“OMAKASE”コースを頼んでいることに気づいてしまいました。
というわけで、大奮発して我々もOMAKASEを注文してみることに。(後付けですが)ねず夫がアメリカでの最後の大仕事を終えたので、そのお祝いということにさせていただきます。
まずは前菜。岩ガキほどの大きさの生牡蠣と日本から取り寄せているというゴマ豆腐、シシャモ?の天ぷらでした。どれも一口で食べるには惜しすぎるくらい美味しかったです。
次にお造り。トロ以上にハマチの脂乗りが良かったです。
3品目は白子か西京焼きを選択できるようになっています。ねず夫はこの西京焼きが今回のコースの中で一番おいしかったと言っていました。
カラッと揚がったエビのお頭。まるまる全部食べられます。お隣の席のアメリカ人は「どうやって食べたらいいんだ⁉」とサーバーの方に食べ方を確認しているようでした。
寿司4貫。シャリは小さめで、ネタには全て下味がついています。本格的な江戸前寿司でした。お隣のアメリカ人の寿司セットにはあん肝の代わりにタイの握りが入っていました。ゲストの好みやその方の食文化に合わせて内容を変える心配りが見られます。
握りの次は3口分くらいの小さなどんぶりが来ました。醤油をかけるのがもったいないくらい、素材の味が生きた上品などんぶりでした。
お次は魚の照り焼き。コースだと、少しずついろんな味が楽しめるのが嬉しいです。
ここで、握り再び。私はこのネギトロ軍艦がコースの中の一番のお気に入りになりました。
魚の出汁で〆。美味しくないわけがありません。
最後のデザートは、ブラマンジェかアイスクリームが選べました。夫はブラマンジェ、私はほうじ茶アイスをチョイス。デザートもすべてこちらで作っているそうです。お腹いっぱいなような気もしていましたが、美味しいものは全く別腹でした。
本格的な日本料理過ぎて…終始、ここがアメリカだということを忘れていました。このクオリティをアメリカで出せるなんて…ミシュランの星獲得も納得!異論ありません!!
もちろんお値段はそれなりにしますが、アメリカで“SUSHI”じゃなくて“寿司”を楽しみたい方には本当に価値あるOMAKASEコースだと思います。アメリカの物価や、ここの料理のクオリティを考えるとむしろ相対的に安いのではないかとも感じました。
我々がアメリカ生活で食べたものの中でも、特に思い出深い(贅沢な!)食事のひとつになりました。
つづく~
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