ぴんくのねずみです☆
今日は
『こんにゃく料理』のお話です!
かみのやま温泉で絶品料理に舌鼓#1
とある週末、こちらに乗り込みまして…
山形県のかみのやま温泉にやってきました。
東京駅から2時間強。東京駅から新幹線で1本、乗り換えなしで来れる山形県の温泉地です。
楢下宿 丹野こんにゃく
駅前でレンタカーを借り、車で15分。
楢下宿 丹野こんにゃくというお食事処にやってきました。
楢下宿 丹野こんにゃく
こちらはメディアでたびたびも紹介されているらしく、かみのやま温泉の有名な観光スポットのひとつのようです。
広大な敷地には本店と別館がありました。私たちが訪れたときにはもう2時を回っていたので空いていましたが、繁忙期や大人数のお食事にもしっかり対応できるようになっている印象を受けます。
建物の隅に立派なこんにゃく芋を発見!!30センチ近くありそうです。
本館でお食事。座敷とテーブル席があります。当日でも注文OKというこんにゃくのコースをいただくことにしました。
最初に運ばれてきたのは、食前酒代わりのリンゴジュース。中にはこんにゃくで包まれたリンゴのコンポートが浮かべられていました。さすが果物大国山形。リンゴの味が濃いです。
すべての料理にこんにゃくが使われています。姿かたちを変えたこんにゃくを、目でも舌でも楽しめます。
次は、お椀。ホタテ真薯の中にこんにゃくが練りこまれているそうです。うまみたっぷりの出汁を含んだ真薯、とてもおいしかったです。
ふぐ刺し風、こんにゃくのお造り。こんにゃくを昆布締めにしたものだそうです。こちらも昆布の出汁がしっかり効いています。舌触りはまるで本物のふぐのようでした。
こちらはビーフシチュー。こんにゃくって和風料理のイメージですが、こちらのシェフは洋食にも上手にチャレンジしておられます。トマトの酸味が生きた牛すじシチューのような感覚で、おいしくいただきました。
お次はあん肝風こんにゃく。さっぱりとしたあん肝という感じ。あん肝のいいところをこんにゃくと融合させた、シェフの技が光る素晴らしい一皿です。
お次はこんにゃくのトマトリゾット。東北芸術大学との共同開発で生まれた、新商品だそうです。こんにゃくとお米がちょうどいい塩梅にミックスされています。お米だけのリゾットより食感にアクセントがあって、私は好きだなと思いました。(奥にあるのはサービスでいただいた、こんにゃくわらび餅!美味!!)
私と夫が「特に美味しい!」と思ったのがこの二皿。こんにゃくそうめんとホタテの曙焼き。そうめんは一部牛肉で巻いて天ぷらにしてあります。出汁もとても美味しくて、全部飲み干してしまいました。曙焼きはホタテの縦に裂けるような独特の食感がよく再現されていたし、上にかかってるソースと非常にマッチしていました。
この日のコースの〆はおかゆか蕎麦を選べました。どちらも美味しかったけど…個人的にはおかゆのほうが目新しかったのでおすすめです。
コースの〆はラフランスのこんにゃくゼリーでした。ラフランスの果肉が練りこまれたこのゼリーは、丹野こんにゃくの土産売り場の人気商品だそうです。こんにゃくが使われてるなんて…言われないと分かりません。
すべてのメニューが美味しくて、大満足の蒟蒻フルコースでした。
毎月メニューが変わるそうで、それを求めてくる常連さんも多いようです。我々ももし近所なら毎月行きたいくらいです。
さらに、おなか一杯なのに、帰り際に炊き上がった玉蒟蒻をサービスでいただいちゃいまいました。
スタッフさんはみなさん感じがよく、とても居心地の良い場所でした。
かみのやま温泉を訪れる方には絶対におすすめしたい!!楢下宿 丹野こんにゃくです!!