ぴんくのねずみです☆
今日は
『本帰国』のお話です!
2019年6月から始まったぴんねず家のアメリカ生活。
4年半のメンフィス生活を終え、2024年1月に本帰国いたしました!!
駐在の方々と違って会社からのサポートのない我々のような自費帰国組の本帰国について、同じ環境の方からお問い合わせをいただいたりもしたので、「どなたかの参考になれば…」とこちらに流れをまとめておこうと思います。
フライトチケット予約
帰国するにあたって一番問題となるのが飛行機の予約です。
まず、一番の選択肢は、お金を払って片道航空券を購入するのか、それともアメリカ生活で貯めたマイルを放出するのか、というところだと思います。
お金を払う場合も、格安航空券を別切り航空券で発券して帰国するのか、それともちゃんとしたキャリアで通し航空券を購入するのか、という問題があります。
個人的に、本帰国においては、荷物も多いことや、確実に飛行機に乗りたい、という点から、別切り航空券ではなく、出発地からの通し航空券で帰国することをお勧めします。
昨今のインフレや燃料費の高騰の影響で、コロナ前とは比べられないほど航空券の価格は上昇しており、片道航空券とはいえ家族分を購入するには勇気がいる額(もしくはマイル数)となります。ぴんねず家は、帰国費用を少しでも減らしたいということで、別送品(これも1つの段ボール箱で数万円~)を日本に送らず、預入荷物+持ち込み荷物のみで帰国することにしました。
この時に考慮したのが、1人当たり何キロまでのトランクを、何個まで無料で預け入れすることができるか、というところです。多くの場合、エコノミークラスで23kgが2個、ビジネス以上で30kg程度3個までという感じになっています。
ということで、一番のチョイスは、『片道のビジネスクラスをマイルで予約すること』ということになるのですが、これは保有マイル数と、帰国日程によって難しいことも多いかもしれません。ぴんねず家の場合は、ギリギリまで仕事があるということで、帰国日程をずらすことができず、マイルでのビジネスクラスの空席を見つけることはできませんでした。
また、マイルで航空券を予約するときに注意が必要な点として、ANAは片道での発券ができない、という点です。ANAに乗りたければ、ユナイテッド航空のマイルで予約する必要があります。
エコノミークラスでの帰国を決めたぴんねず家ですが、ANAのスーパーフライヤーズカードを保有しているので、ANA便を利用すると、1つ多くのトランクを無料で追加で預け入れすることが可能になります。つまり、23kgのトランクを一人3個ずつ、持ち込み10kgが1個+リュックということで、夫婦合わせて計8個のトランクを、追加料金なしで持って帰ることができるのです。(合計約180kg!!家族が多いほど増えますが、自分たちで運べなくなるリスクに注意!)
最終的に、ぴんねず家はANAの片道航空券を購入という形で本帰国することになりました。
車売却
ぴんねず家は2台車を所有していて、一台はCARVANA、もう一台はCARMAXに売却しました。
「値切られるだろうな~」と思っていたのに、どちらもネット査定のそのままの額で売れて…ちょっと拍子抜けでした。日本では中古車の買い取り価格は非常に低価格と思いますが、車にしろ家にしろどんな中古品でも値がつく不思議な国アメリカ。走行距離20万キロ(かつ事故車…)の愛車も$3500で売れ、日本での新生活に向けての準備費用になりました。
【Mazda6】2019年に中古で購入。購入価格は約$13000。2014年モデルで走行距離は5万マイルが13万マイルになりました。購入後すぐに追突事故にあって1か月以上の修理、その後も落下物による車体の裏側の破損やエンジン停止などのイベント多数。⇒売却価格$3500
【Ford Focus】2022年の中古車価格超高騰時期に中古で$22000で購入。2018年モデルで走行距離は購入時の5万マイルのまま⇒売却価格$9000
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
アパートの片づけ
不用になった家具家電、食料品などは知り合いの方にもらってもらいました。4年半前、我々がアメリカでの生活を立ち上げる際にも、本帰国されるご家族からたくさんの品を譲り受けとても助かった記憶があります。逆にそれをする立場になったというのは、(自己満足ですが…)とても感慨深いものがありました。
アパートをすっからかんにして最後にオフィスのチェックを受けました。
多少の修理費用(オーブントップとカーペット)は引かれましたが、入居時に払っていたデポジットと差し引いても$1000近い返金がありそうです。返金分はあとで小切手で郵送されてくるらしく、近所に住む友人宅宛てに送ってもらうようにお願いしました。
その他、重要なこととして、
- 電気・ガス・水道をとめること
- いらないクレジットカードの整理
- インターネットを解約(電話も解約の必要があれば解約)
をしておきましょう!
レンタカー&ホテル生活
メンフィス最後の3日はホテル&レンタカーでの生活でした。
ねず夫は帰国日の前日まで仕事です。一方、私はホテルまで迎えに来てくれた友人とガスズチキンに行ったりして…楽しく美味しくメンフィス生活の締めくくりを迎えさせていただきました。
ところで、ホテルチェックインの際に入り口に警察が来ていて何事かと思いきや、なんとホテルの駐車場で車が盗まれたそうです。最後の最後までメンフィスらしさを感じたホテルステイとなりました。
メンフィス空港で思い出のラスト飯
いよいよ帰国日の朝です。
帰国費用が自費な我々の荷物がこちらです。企業駐在の方は別送便で大きな荷物をだしたりされていると思いますが、我々は別送便なし、手荷物だけの帰国です。
ホテルに体重計を持ち込んで、各キャリーケース上限の23キロのぎりぎりまで詰めました。帰国のためにT.J.Maxxで大きなトランクを一つ購入したんですが、それがとてもいい働きをしてくれました。
メンフィス最後飯は、空港内のChick-fil-Aです。早朝だったので空いていました。
思い返せば4年半前のメンフィス“最初”飯もChick-fil-Aでした。
「あれから4年半か…」と話しながら食べるチキンビスケットは特別美味しいわけじゃないんですが、我々にとっての思い出の味です。
フライト
今回はヒューストン乗り継ぎ、ユナイテッドとANAの利用です。
ヒューストンのラウンジから見る、ANAのしっぽ。
帰国を祝して、乾杯です。
ところで、もともとエコノミーの予定だったのですが…ねず夫がプレミアムエコノミーへのアップグレードができる入札サービスBid My Priceで最低落札価格でプレエコノミーへの変更に成功!!食事はエコノミーと同じですが、飲み物はビジネスクラスと同じものがいただけました。
映画の中にエルビスを見つけたので鑑賞。これからメンフィスに留学される方には是非観てほしい作品です。
ヒューストンから13時間のフライト、メンフィスからは1日がかりの大移動でしたが無事に日本に帰ってきました。
日本到着‼記念すべきfirst日本食は⁉
羽田空港に降り立ち、最初に食べた食事は…
吉野家!!(生卵は外せません)
というわけで、ぴんねず家のアメリカ編はこれにて“完結”です!!
長い間、応援いただきまして本当にありがとうございました!!