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ぴんくのねずみです☆
今日は
『天橋立観光』のお話です!
山陰海岸で温泉につかりながら日本の歴史を感じる旅#7
こちらの記事の続きです。
元伊勢籠神社
宿の近くに神社があったので、朝食前に散歩がてら行ってみました。
こちらは伊勢神宮とゆかりがある籠(この)神社、彦火明命(ひこほあかりのみこと)を主祭神としています。彦火明命は丹後丹波地方に養蚕と稲作を広めた神様だそうです。
そして、こちらの籠神社を抜けた先に奥宮があるとのことだったので、そちらも少し足を伸ばしてみることにしました。
眞名井神社(籠神社奥宮)
本殿から徒歩5分、籠神社の奥宮である眞名井神社へつながる鳥居がありました。
鳥居をくぐりだらだら続く緩やかな上り坂を進んでいくと、木々に囲まれた神聖な雰囲気の眞名井神社にたどり着きました。
こちらには産業・衣食住の神である豊受大神が祀られているとのことです。また、境内地からは縄文時代の土器や勾玉が出土しているそうで、古の時代からこの土地が神聖な場所と考えられていたことが推察されます。
眞名井神社は御神水が湧き出ているいることでも有名で、こちらのありがたい水を大きなボトルに汲んで帰っている方もいらっしゃいました。
ちなみにこの眞名井神社の入り口には、太古の大地震で発生した津波がここまで到達したという記録が波せき地蔵として残されていました。
標高40mのこの場所に到達する津波は、701年に起きた大宝地震によるものと言われています。このような先人の言い伝えは、もしかしたら未来の人を助けることができるかもしれないので、大事にしておきたいですね。
天橋立傘松公園
さて、籠神社に戻り府中駅からケーブルカーに乗って、山頂にある天橋立傘松公園を目指します。
急こう配を上るケーブルカー。
我々が使ったチケットは、前日のレンタサイクルと観光船とセットになっていたちょっとお得なチケットです。
天橋立傘松公園からの景色。この日は残念ながらの曇り空でしたが、前日サイクリングした天橋立の全貌を見ることができて爽快でした。
ところで、この傘松公園はまだ山の中腹よりさらに下くらいです。我々はここから登山バスに乗り、さらに上へ歩をすすめてみることにしました。(拝観料はチケットに含まれておらず、別料金)
成相寺
その先にあったのは、704年に創建された成相寺(なりあいじ)という歴史ある仏教寺院です。
寺だけでなく五重塔や山門もあり、すべてを見て回ると結構な運動になりました。寺院内はフリーで見学可能になっていて、古い彫刻や宝物らしきものを間近に見ることができて面白かったです。
また、こちらからも天橋立を望むことができますが、さらに山を上るとパノラマ展望台もあるようです。
我々は時間の都合がつかず今回はパノラマ展望台までは行きませんでしたが、天気が良ければ絶景の天橋立を見ることができるでしょう!
再びバスに乗り傘松公園へ、そして最後はリフトで下山しました。
つづく~
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