ぴんくのねずみです☆
今日は
『香住温泉』のお話です!
山陰海岸で温泉につかりながら日本の歴史を感じる旅#11
こちらの記事の続きです。
空の駅 餘部
城崎温泉駅から電車で餘部(あまるべ)にやってきました。
ここは鉄道好きにはたまらない場所のようです。
明治45年から山陰本線を支えてきた餘部鉄橋は、平成22年に老朽化によりコンクリート橋に架け替えられるまで約100年活躍していた鉄橋です。そんな昔によくこんな大工事をしたものだと感心しました。
鉄橋の下から見ると、高すぎて写真にはまったく納まりきりません!高さは40mもあるそうです。
そして、その鉄橋の一部が今でも残されていて、昔のレールの上は歩けるように開放されています。
こんな田舎の駅ですが、この鉄橋目当てに来る観光客が多いようです。我々が下車した時にも電車ファンらしき男性たちが目を輝かせて写真を撮っておられました。
駅の下には道の駅もあり、レストランで食事をとることもできます。
電車で来ると、非常に本数が少ないので、待ち時間には重宝する場所ですね!
鎧の鯉のぼり
我々のこの日の宿泊地は香住温泉。宿の方が餘部まで車で迎えに来てくださいました。
そして香住へ向かう途中、鎧(よろい)という町に寄って海の上を泳ぐ鯉のぼりの大群を見せてくれました。毎年この時期の風物詩だそうで、餘部の鉄橋とセットで見に来る方もいらっしゃるとのことでした。天気が悪いことだけが残念です!
しかし、餘部にしても鎧にしても、そんな名前の土地があったなんて全く知りませんでした。旅行に来なければ、一生知ることはなかった地名かもしれません。
鉄道のない時代はおそらく船がこの地域の生活を支えていたのだろうと思います。
香住の町散策
チェックインまでしばらく時間があったので、この日に宿泊する宿の系列カフェ(KAN-ICHI)に連れてきてもらいました。コテージのような雰囲気の建物で半分は飲食スペース、もう半分は土産もの屋になっています。非常にオシャレな場所でした!
まずはカフェテリアで本日のおすすめというカニ刺しをいただきました。私、これまで茹でたカニしか食べたことなかったんですが…生のカニの美味しさをここで知ってしまいました。
さらに朝どれ新鮮というホタルイカのしゃぶしゃぶもいただきました。生のホタルイカってこんなに目が大きいんですね!これまでつぶらな瞳のボイルホタルイカしか見たことなかったので初めましてでした。
軽くしゃぶしゃぶしてポン酢でいただきます。こちらもとても新鮮で、こんな美味しいホタルイカを食べたことなかったので、初めて本物を食べた!という感覚でした。
KAN-ICHI
まだ時間に余裕があったので香住の町を散策します。Googleマップで岬にカフェを見つけたので運動がてら歩いて行ってみることにしました。(片道40分!)近そうに見えて結構遠いというのは、目印の少ない田舎あるあるな気がします。
崖の上に立つ古民家カフェ、とても開放的でした。
こちらでしばし休憩して宿へ向かいます。(徒歩50分)
古民家喫茶
香住温泉 さだ助
さて、ようやくこの日の宿泊先にたどり着きました。
部屋
お部屋は居間のような畳の部屋と寝室が長めの廊下でつながれていて、ここに住みたいくらいの広さでした。
立派な部屋風呂がついていますが、残念ながらこちらは温泉ではないそうです。大浴場は温泉だったので、そちらに夜と朝にお世話になりました。
夕飯
食事は1階のレストランでいただきます。個室のようになっていて落ち着いて食事できる雰囲気でした。
これまでの夕日が浦温泉や城崎温泉の夕飯と比べると軽め、といってもアラフォーカップルの我々にはちょうどいいくらいのボリュームです。
香住はカニが有名なのでカニのシーズンに来るのがおすすめです。
最後に出た白米は我々好みの粒しっかりタイプのお米でした。このGW旅行の間に食べたご飯の中で一番美味しかったです。
朝食
朝食には、とても可愛い献立表がついていました。ご飯が美味しいと思ったら、こちらのスタッフと社長のこだわりの手作り米だったと判明しました。
新鮮なサラダが嬉しい、全体的に優しい味付けの体に良さそうな朝ごはんでした。
香住でサイクリング
宿をチェックアウトして香住駅前の観光案内所へ。こちらでレンタサイクルを借りて、最後に海沿いをサイクリングすることにしました。
電動チャリはお高かったので自走で頑張ります!!
この日は快晴!!サイクリング日和です。
最後に香住駅近くにあるパン屋であんパンを買いました。
では、アンパンをかじりつつ、次の目的地へ向かいます!!
つづく~
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