早いものでアメリカから帰国して約1年が経過しました。
帰国前に日本では発行できないアメリカ限定のクレジットカードを中心に、日本帰国後も維持するカードを吟味して帰国したぴんねず家。
帰国後のの一番の不安は、果たしてこのクレジットカードは日本でも維持可能なのだろうか、というところでした。
【結論】日本でアメリカのクレカを受け取ることは可能
結論から言うと、2024年の12月時点で、
新しい有効期限のクレジットカードがアメリカから日本の自宅に送られてきました!!
ただし、以下の点に注意が必要です。
- アメリカから普通郵便で送られてくる(2か月くらいかかる)
- 普通の封筒で送られてくる(アメリカでの通常運転)
- 届くまで状況がよくわからない
とはいえ、無事にアメリカのクレジットカードが更新されて日本に送られてきたことは嬉しいので、今回の経緯について少しお話しさせていただきます。ちなみに現時点で日本に送付されてきたのはChaseとBoAのカードです。
実は、アメリカから帰国する前に日本でアメリカのクレジットカードが使用可能かどうか電話で確認して帰国しておりました。残念ながら本帰国メンバーからもれたクレジットカードは、帰国する前にクローズをする必要があります。Amexはチャットでも可能なのですが、Chaseは電話のみでした。せっかくカード会社の人と直接コンタクトが取れるよい機会なので、閉鎖をする理由で日本に本帰国するという旨を説明すると同時に、日本でも使えたりしますかー?有効期限切れたらどうなりますかー?と探りを入れていたのです。
Amexの場合
Amexではアメリカで保有していたAmerican Express Platinumカードが閉鎖対象となりました。アメリカ在住時はベネフィットも多いのですが、日本では使いにくい特典ばかりなので年会費も考慮してクローズとしています。解約の連絡をする前に、ポイントはすべて使用もしくは移動しておく必要があります。
Amexは前述の通り、ホームページのアカウント内の右下から出てくるチャットBoxから直接口座解約の申し込みをすることができました。オペレーターにすぐつながり、解約の理由を述べると、帰国は仕方ないね、といいつつも、オペレーターの方から日本でもカードは使えるんだよ~!それでも解約する??というお言葉を頂戴しました。
これはチャンス!ということで、ついでにいろいろ確認してみたところ、
- 日本でもアメリカのクレジットカードは使用可能
- ただし支払いはドル払い
- 住所変更はオペレーターとのチャットBoxで可能
- 実際に帰国前に日本の住所に変更した
- 複数のAmexカードの住所を一括で変更してもらえた
- 住所は日本でも問題なく使用可能
- 有効期限が切れたら日本に送付可能
- ただし、その頃にチャットでよいので連絡ください
ということでした。
つまり、Amex系のアメリカのクレジットカードは、事前に連絡をしておけば日本でも使用可能で、住所変更もチャットで簡単に一括で複数枚のカードで行うことができる、ということです。帰国後も日本の住所でカードは普通に使用可能ですが、有効期限が切れた場合の新しいカードについては、送付前に事前に日本に送ることを連絡してもらえるとありがたい、ということのようです。
ちなみに、お持ち帰りしたAmex系のカードの1つが今年の秋に有効期限を迎えました。すっかり忘れていて、有効期限が切れそうな頃に連絡してませんでした。。。
とはいえ、口座上は新しい有効期限のカードに切り替わっているようで、すでに送付済みである可能性があります。前述の通り、届くのに2か月くらいはかかると思われるので、現時点でアクションしにくい状況ではあります。
日本で積極的に使用しているカードではないので特に影響はないのですが、少し不安にはなりますよね・・・連絡をしてなかったこちらが悪いので、不正利用がないか確認しつつ、もう少しカードの到着を待とうと思います。
Chaseの場合
Chaseではアメリカで保有していたChase Amazon primeカードやChase Sapphire Preferred Credit Cardが解約対象となりました。アメリカにいるときはとても便利なカードでしたが、日本では使いにくいカードですね。
Amexと異なり、こちらは専用ダイヤルに電話して解約する必要があります。ちなみに、Chaseのポイントも解約電話の前にきちんと使用もしくは他のポイントに移動させておきましょう!移動先は本帰国メンバーでもあるハイアットポイントがおすすめです!
Chaseの方もAmexと似たようなお返事でした。
- 日本でもアメリカのクレジットカードは使用可能
- ただし支払いはドル払い
- 住所変更はホームページ内で可能(日本OK)
- 住所は日本でも問題なく使用可能
- 有効期限が切れたらホームページ内の住所に自動送付
ということでした。
住所変更はホームページ内のアカウントの住所と連携するようで、こちらの住所を日本のものに変更すればOKのようです。実際に帰国後に日本の住所に変更しましたが、その後も特に問題なく使用できております。
ただ、少し気になったのは、有効期限が切れた場合の新しい更新カードの送付です。こちらはホームページ内の住所に自動で送付されるという話で、それが海外でもよいのかというところはノーコメントで、記載された住所に送られます、という返事でした。もしかすると海外発送については正式には行うと明言するのを避けているのかもしれません。
本帰国カードで最も重要なカードがWorld of Hyatt Credit Cardで、これが更新されるのかどうかというのが一番の不安材料でした。ただ、更新まで3年の期間があったので、しばらくはこのまま使えるから無理だったら無理でしかたないか、という気分で帰国しました。
不正利用のため緊急で新カードが再発行
そんな中、9月初旬に1通のメールが届きました。
「お客様のカードから不正利用が疑われるトランザクションがありました」
フィッシング詐欺か?と思ってメールからではなく、ホームページのアカウントから確認したところ、本当に謎の使用履歴が2回ほど数時間前にありました。
アカウントの履歴のところから、不正利用の通知を送ったところ、
「現在のカードの使用を停止し、新しい番号のカードを再発行します。手続きには数日から1週間程度かかる場合があります。」
というメッセージが返ってきました。
残念な気持ちになりつつも、数日間待ってみたところ、不正利用の確認が取れたので、返金し、新規番号のカードが再発行されて送付される旨のお知らせが届きました。そしてApple payは自動更新されたようで、新しい番号に切り替わって即使えるようになっていました。
さっそくモバイルSUICAのチャージに使ってみたところ、実物カードは届いてないもののチャージは普通にできることがわかりました。
しかし、実カードがないと非常に不便です。とくにハイアットを利用するときには必須のカードなので、ぜひとも実カードが欲しいところです。
ところが、1週間たっても2週間たってもカードは届きません。
アカウント内の情報を見ると、新カード発送済みとはなっていますが、どんどん不安になっていきます。Activateもしていないのに使える状態になっているため、盗まれて(アメリカでありがち)不正利用されたらどうしよう・・・とかいろいろと不安です。
1か月たって、ようやく1通のお手紙がポストに入っていました。これは!?と心を躍らせ開封するも中にはカードは入っていませんでした。そこには、
「不正利用のため新しいカードを送付します」
と書かれており、日付は1か月前となっていました。残念・・・
そしてさらに待つこと1か月、クリスマス前にポストに見覚えのあるアメリカの普通郵便が届いておりました。中には新しいカードがしっかりと入っていました!
Activationされたカードが普通郵便で約2か月かかって届くというところがアメリカらしいといえばアメリカらしいですが、やっぱりちょっと怖いですよね。
とはいえ、Chaseのカード(Hyatt)が日本の住所に送られてくることはこれで確認できたことはよかったです。有効期限もあらたに5年間になっていたのでしばらくは心配なさそうです!
Bank of Americaカードの場合
BoAのカードは最初は解約対象にしていたので電話で解約しようとしたところ、日本の住所にも送るよ~、使わなくて不正利用が怖いならカードをロックできるよ~と教えていただいたので、カードをロックして本帰国しました。
住所はChaseと同様にホームページ上で変更することになります。アプリからは国変更はできないのでホームページのアカウント内で更新しましょう。
こちらは夏に有効期限が切れるカードでしたが、3カ月程度遅れて秋も終わるような時期に新しい更新カードが日本の登録住所に届きました。こちらもすでにActivateされているカードが普通郵便で届く形でした。
さいごに
帰国して1年の間に、クレジットカードの更新・再発行がAmex・Chase・BoAとすべての会社でありました。今のところAmexは実カードが届いている状況ではないですが、ChaseとBoAについては2-3か月遅れで日本の登録住所に無事に届いています。なのでAmexもしばらく待っていたら届くのかな~っと思っています。
ベストメンバーを選りすぐって本帰国したぴんねず家ですが、アメリカのクレジットカードは無事に今後も使うことができそうです!