ぴんくのねずみです☆
今日は
『初☆Thanksgiving』のお話です!
日本に比べて祝日の少ないアメリカですが、その少ない祝日の一つにサンクスギビングがあります。
11月の第4木曜日がサンクスギビングで、その週は子供たちは学校が1週間休みになったり、大人たちも祝日の前後に有休をとって連休にしたりして、多くの人が家族と時間を過ごします。
昔は、宗教的な意味合いの強い行事だったようですが、現代は「親戚や家族が集まって食事をする日」という、大切な家族行事として認識されています。
そしてサンクスギビングに欠かせないのが…
七面鳥!
サンクスギビングの別名を「TurkeyDay」と呼ぶほど、サンクスギビングの食卓には、七面鳥は欠かせないのです。
そして、スーパーの売り場は七面鳥だらけ。
この手前から奥まで全部ターキーなんですが、1羽で最低5キロはある七面鳥が飛ぶように売れてました。
冷凍の七面鳥を買ってしまったら、解凍するのだけで3日かかるそうなのでご注意ください。
そして、もうひとつサンクスギビングに欠かせないのはパンプキンパイ。
「絵具で塗ったのかしら?」と思っちゃうほど、鮮やかなオレンジ色したパンプキン。
我が家は夫婦二人暮らしだし、パーティの予定もないので、サンクスギビングはスルーの予定だったのですが、突然
「ターキーを焼きたい」と言い出した、ねず夫。
どうやら、アメリカ中がサンクスギビングに浮足立ってる、その雰囲気に影響されたようです。
スーパーにあった、一番小ぶりなターキーをチョイスしたけど、それでもシンクを占領するレベルの大きさ!!
よく洗います。
乗せてみるとオーブンの天板ギリギリ!
しかも、これをそのままオーブンに投入するのではなく、まず、下味をつけたマリネ液を作り、12時間漬ける必要があるそうです。
「きっとこの作業があるから、アメリカ人はサンクスギビングの前日から有休取ってるんだろうなー」と、勝手に推測してます。
見た目は完全に殺人事件…
重さで冷蔵庫の床が割れそうなので、クーラーボックスで12時間漬けることにしました。
そして12時間後、お腹の中にはジャガイモやニンジンやセロリを入れ、外にはさらにスパイスを塗り込みます。
こんなターキー専用スパイスも売ってます。
そして、いよいよオーブンに投入!!
大きさを持て余していたオーブンも、ターキーが入るとちょうどよい◎
そして30分ごとにターキーを取り出し、ターキーから出た油をかけながら、乾燥を防ぎます。
これを4時間くらい続けてました。
旦那さんがターキーと格闘している間、私はパンプキンパイを作ります。
そのままでは硬くて全然切れないので、3~4分レンジにかけてなんとか切れる硬さにしてから、種を取ります。
これを皮付きのままアルミで覆い、40~50分、200度のオーブンで焼きました。
そして、柔らかく焼きあがったパンプキンを、スプーンを使って皮から実をはがします。
ちなみに、この時点のパンプキンは、日本のカボチャと比べると全然美味しくなかったです。むしろ不味すぎて不安でした。
まぁとりあえず…
あとはミキサーを使って生クリーム、バター、砂糖、卵黄を混ぜ、市販のタルト生地に入れて焼きました。
ミキサーがあると裏ごしがいらないのでらくちん♪
そして並べてみると…なんだか、めっちゃサンクスギビング!!
味はどちらも美味しくって!!
焼く前、不味くて不安だったパンプキンも、最終的には美味しいタルトになってました♪
アメリカの行事を体験できて満足~。
しかし、私たちはその後、この巨大ターキーと数日間格闘することになりました…
げふーっ…
まぁとりあえすハッピーサンクスギビング~♪