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ぴんねず家は大の旅行好き☆
しかし、旅行にはお金がかかります。
・交通費
・宿泊費
・食事代
特に重要な大きな出費はこの3つだと思います。
今回紹介する、
『Chase World of Hyatt Card』は、
大きな出費の一つ、”宿泊費”をかなりお得に抑えることができる、重要なクレジットカードです☆
以下に旅好きには欠かせない1枚のカードと呼ぶ理由を説明していきます!
具体的に何がお得なのか
最初に、なぜ『Chase World of Hyatt Card』がそんなにお得なのかを見てみましょう。
このカード、端的に言うと、
年会費95ドルで、
年間で5-7泊分くらいの宿泊がタダになる
という魔法のカードなのです!
旅行好きにとって、毎年5-7泊分がタダで滞在できるというのは非常に重要です。しかも、ハイアット系列のホテルは、他の系列ホテルと比較しても、ホテルが広くて清潔で、非常に好印象です。
↓アトランタのHyatt Houseの例↓
さらに、上手に使うことで、ハイアットの上級ホテルステータス(2ランク目)である、”Explorist”まで狙うことも可能となります。これを狙う場合は、さらに多くの無料宿泊の権利を得ることも可能となります。つまり、ホテルにお得に泊まるには欠かせないカードといってもよいでしょう。
また、Chase Sapphire Preferredというカードと併用し、ポイントを移行することで、さらに無料宿泊をゲットすることも可能となります!
まずは、このクレジットカードの基本的なベネフィットを確認しつつ、どのように使っていくのが効率が良いかみていきましょう。
World of Hyatt Cardの年会費とベネフィット一覧
このカードは残念ながら無料ではなく、年95ドルの年会費がかかってしまいます。
しかし、以下の無料宿泊のベネフィットがあるので、年に1回でも旅行するのであれば、簡単に元が取れてしまいます。そういう点では、旅行好きは作っても損をすることは決してないカードと言えます。
また、Hyattグループのクレジットカードは、2022年時点では日本では作ることができないため、このカードの発行はアメリカ在住者の特権ともいえます。
- 1. 年に1回無料宿泊券がもらえる
- 2. 年に追加で1回無料宿泊券(15,000ドル使用時)
- 3. Discoveristのステータス
- 4. 5,000ドル使用ごとに2泊の宿泊実績
- 5. 毎年5泊の宿泊実績
特典①年1回の無料宿泊券
このカードの一番の魅力は年1回の無料宿泊券です。これは、カテゴリー1-4に相当するホテルに使用することが可能となります。Hyatt placeなどのランクの低めのホテルでも、基本的には税金を含めると100ドルを超えてくるので、年に1泊でもHyattグループのホテルを利用するのであれば、その時点で年会費を超えるベネフィットを受けた(元を取った)ともいえます。
ただし、このベネフィットはanniversaryの特典なので、初年度はもらえないことに注意してください。
また、ホリデーシーズン、サンクスギビングなどの連休中はホテルの値段が急騰するので、このようなホテルが高い時に使うと、さらにお得になります!ただし、特典枠が満室になるリスクもあるので、早めに計画は立てましょう。
特典②追加の無料宿泊券1回分
この特典も非常に重要です。1月から12月の間に、1万5000ドルを使用するともらえる追加の無料宿泊券です。1万5000ドルというとかなりの額のように聞こえてしまいますが、Hiltonなど他のホテル系列のクレジットカードで設定されている追加の無料宿泊券のために必要な額と比較すると、かなり少なめです。
ぴんねず家の場合は、家賃を毎月このカードで支払うことで、自動的に1年間で1万5000ドルを超えるようにしています。アメリカの場合は家賃をクレジットカードで支払うことができるのも大きいですね。
また、anniversaryの特典の無料宿泊券は初年度はもらえないですが、この追加の無料宿泊券は初年度ももらうことができます。アメリカのクレジットカードは、新規発行の場合のボーナス(最初の半年のポイントが1万5000ドル使用分まで2倍)があるので、初年度からこの追加の無料宿泊券を狙いに行くのが良いと思います。
特典③Discoveristのステータス
Hyattグループには3つのステータスが設定されています。
・Discoverist
・Explorist
・Globalist
カードを発行するだけで、最初のステータスであるDiscoveristになることができます。本来であれば、ステータスの獲得には10泊が必要なため、持っているだけでステータスを得られるのは非常にありがたいですね。
ただ、Discoverist自体はそこまで特典の多いステータスではありません。ポイントが10%多くもらえることくらいで、部屋のアップグレードは基本的にはないと思ってよいです。同じタイプのお部屋で上層階の景色の良いお部屋にしてもらった経験はあります。毎日ペットボトルのお水がもらえるのは地味にありがたいです。1泊2日だと、チェックインのときとチェックアウトの時で2回(2日分)もらえます。2時までのレイトチェックアウトもできるようですが、ぴんねず家の旅のスタイルでは朝から移動することが多いので使ったことがありません。
次のExploristやGlobalistがどのような感じなのかは経験がないので謎ですが、噂ではGlobalistの特典が素晴らしいという話を聞いたことがあるので、チャンスがあれば狙ってみたいと思っています。
特典④5,000ドル使用ごとに2泊の宿泊実績
この特典は、カードをたくさん使う人で、かつExploristやGlobalistを狙う人にはとても重要なものになります。5000ドルの決済ごとに2泊分の宿泊実績が加算されるというものです。ただし、ExploristやGlobalistを狙ってない人にとってはあまり意味のないものとなります。
先ほどの上級ステータスであるExploristやGlobalistは、それぞれ30泊、60泊というとんでもない宿泊実績が必要ですが、カード決済のみ、宿泊なしで宿泊実績が加算されるシステムがあるので、実際には30泊も60泊もする必要がないということになります。ただ、5000ドルで2泊分なので、ザクザク宿泊実績を貯めることができる、というわけではないことに注意が必要です。
特典⑤毎年5泊の宿泊実績
こちらも、上級ステータスであるExploristやGlobalistを狙う人にのみ意味がある特典です。5泊分が自動的に付与されるので、ExploristとGlobalistへの道が、それぞれ残り25泊、55泊と少なくなります。そういう意味では5泊は大きいかもしれません。
Chaseの審査は厳しいのか?
World of Hyatt CardはChaseが発行しているクレジットカードです。一般的にはChaseの発行するクレジットカードは敷居が高いと言われており、World of Hyatt Cardは渡米してすぐに発行できるクレジットカードの類ではないと思われます。
噂ではChaseの銀行アカウントを持っていると有利という話を聞いたことがありますが、実際はよくわかりません。ぴんねず家の場合は、渡米して2年目にChaseのAmazonカードを発行することができました。当時はコロナが流行していたのでHyattのクレジットカードではなく、よく使うAmazonのカードを優先させました。World of Hyatt Cardは3年目に発行しましたが、ぴんねず家はChaseの銀行口座なしで発行することができました。クレジットスコアも740-750程度だったと思います。
2年目以降でクレジットスコアが750くらいであれば、Chaseの銀行口座がなくてもトライしてみてもよいのかもしれないです。
効率の良いカードの使い方の一例
World of Hyatt Cardは、毎年もらえる無料宿泊券だけで元が取れてしまう超お得なカードですが、より効率よく使って旅をさらにお得にすることが可能です。
その理由として、Hyattでは特典宿泊に必要なポイント数が非常に少ないことがあげられます。最も少ない場合は3500ポイントで特典宿泊が可能になりますし、ハイクラスでない一般的なホテル(Hyatt HouseやHyatt Placeなど)では6000-1万2000ポイントで宿泊ができます。
↓3500ポイントで宿泊した例@アトランタ↓
基本的に1ドル1ポイントが加算されるため、3500ドルから8000ドル決済すると1回無料で泊まれるだけのポイントがたまるということになります。これだけ聞くと、あまりお得な感じはしませんが、特典②の追加の無料宿泊券を狙うために、家賃などの高額の固定費の支払いをこのカードですることで、より多くの無料宿泊ができるようになります。
まず、家賃や光熱費、保険料など、他のクレジットカードでもポイント獲得が1ドル1ポイントになるような支払いをすべてこのカードで行うことを考えます。例えば家賃光熱費などで毎月1500ドル、保険やらなんやらで年2000ドルかかるとします。
1500ドルx12か月+2000ドル=2万ドル
これだけで余裕で追加の無料宿泊券をゲットできます。さらに2万ポイントもゲットできます。これはカテゴリーの低いホテルでは5-6泊分、普通のホテルで2泊分、良いホテル1泊分に相当します。旅のテーマにもよりますが、ぴんねず家のようにロードトリップ中心の場合はカテゴリーの低いホテルに泊まることが多いので、4-5泊分のポイントということになります。2枚分の無料宿泊券とあわせて、固定費を支払うだけで年間で約1週間分の宿泊が無料でできるということになります。
さらに、2万ドル使用していると、2×4=8泊分の宿泊実績が加算されています。特典⑤の5泊分と、無料で宿泊する5-7泊分を加えると、宿泊実績もいつの間にか20泊くらいになっているのです。20泊の宿泊実績がたまると、2回分のクラブラウンジアクセス権をボーナスでもらうことができます。つまり、無料でランクの低い部屋に泊まってクラブフロアを楽しむということが可能になるのです。
さらに、次のランクのExploristが宿泊実績30泊なので、あと10泊分というところまで来たということになります。あとは追加で何回無料宿泊をポイントでするか、どれだけ”実際にお金を払って”有償で宿泊するか、クレジットカードの支払いがどれだけあるかで、Exploristまでの道のりがきまります。初年度の場合は、入会ボーナスもあるので、3-6万ポイントが追加で使えます。これは十分に残りの10泊分に使えるポイント量ともいえます。
また、この記事の最初にも記載しましたが、Chase Sapphire Preferredというカードと併用し、ポイントを移行することで、さらに無料宿泊をゲットすることも可能となります!Chase Sapphire Preferredでは、レストランやストリーム系の決済が3倍ポイントになるので、使い分けをきちんとしていくことで、より効率的にポイントを獲得して、無料宿泊につなげていくことができます!もちろんChase Sapphire Preferredでも入会ボーナスがたくさんもらえます。
このように考えると、意外と普通に生活をして、Hyatt系に(無料で)泊まる旅行に行くだけでExploristまではたどり着ける可能性があるということになります。実際に、ぴんねず家も11月末のサンクスギビング旅行でExploristにステータスアップの予定です。Exploristに必要な30泊分の宿泊実績がたまると、さらに追加で1泊分の無料宿泊券がもらえちゃいます。
Exploristになって、どのような特典が得られたかの経験は、また記事にしていきたいと思います。
噂ではあまり目立った特典はないということではありますが。。。
☟Exploristで高層階のコーナールームにアップグレードしてもらった話
まとめ
・年会費は95ドルだが、毎年もらえる無料宿泊券で元が取れる
・固定費の支払いをすることで、年間5-7泊が無料に!
・上級会員にもポイントやカード使用だけでなれるかも?!