ぴんくのねずみです☆
今日は
『どぶろく作り』のお話です!
日本では個人での酒造りを法律で禁止していますが 、
アメリカでは多くの州で合法です。
Amazonでは自宅で作れるビール醸造キットなんかも販売しています。
そして私も「せっかくアメリカにいるので…」ということで、
現在、どぶろく作りに挑戦しています!!
\(^o^)/
まずネットでどぶろくについて調べてみたところ、
同じ事を考える人はたくさんいるようで、
海外在住の方のどぶろく挑戦ブログをたくさん見つけました。
ブログではパン用イーストを使ったり、ヨーグルトを使ったり…
それぞれの方が試行錯誤しながら作ったどぶろくの、
さまざまなレシピが紹介されていました。
その中で私が選んだのは一番材料がシンプルな、
米麹と米だけで作るどぶろくのレシピでした。
1.米麹培養
・よく洗った米3合を一晩浸水し、翌朝2時間ザルにあげ水を切る。
・水を切った米をInstant Potで1時間蒸す。

・蒸しあがった米を40度まで冷ます。

・乾燥麹50gを混ぜ、紙で包む。包んだ紙が広がらないように紐状にしたラップで結び、その上からタオルで包む。

・濡れないようにポリ袋に入れ、口は軽く開けたまま低温調理器で中身が32℃程度になるように保温する(水温38℃くらいがちょうどよかった)
➡保温にはANOVAを使っています

・1日1回取り出しよく混ぜる。
・4日程度で胞子がつき始めたので低温調理器から上げ、常温で放置する。

・全体にふわふわの胞子がついたたところで塊をばらしてタッパーに入れ替え、冷蔵庫に保管しておく。
2.【下準備】乳酸菌を育てる
・米5合をきれいにとぎ、7合の水を加える。

・炊いたご飯(小さなおにぎりふたつ分)をお茶パックに入れ、水に浮かべる。
・1日1回ご飯パックを水中でよく振るう。

3.米を蒸す
・3日後、ご飯パックを取り出し、水分と米をわける。

・米は1時間インスタントポットで蒸す。

・米を蒸している間、パックのご飯を取り出し、工程1で作った米麹の半量とよく混ぜる。⇒Ⓐ
・蒸しあがった米を40℃以下まで冷まし、残りの米麹を加える。⇒Ⓑ

・ビンの一番底にⒶを半分敷き、そのうえにⒷを全量入れ、さらに上から残りのⒶを入れる。
4.【醸造開始】
1日目 水分が足りない?
・上の方が水につかっておらず水分が足りないように見えるが、1日目は混ぜずに様子を見る。

2日目 水分とガスが出てきた!

・発酵が進み、心配していた水分もこの時点では十分に見える。

3日目 ほんのりバナナの香り
・さらに発酵が進み、少し混ぜると全体からガスが浮かんでくる。
・酵素の働きによってリンゴのような香り(カプロン酸エチル)やバナナのような香り(酢酸イソアミル)がするらしいが、我が家のどぶろくはバナナ寄りに感じる。
以上、3日目までのレポートでした。
成功すれば、7日から10日くらいで飲み頃になるようです。
「冬の終わり、春のはじまり…」という今の気候がちょうどよかったのか?
今のところはとても順調です。
